指揮者紹介

小笠原 吉秀(OGASAWARA Yoshihide)

小平市民オーケストラ創立指揮者
 国立音楽大学音楽学部教育音楽学科卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程音楽芸術(指揮)専攻修了。 指揮を小松幸雄、山岡重信、相原末治、ピアノを山脇一宏、声楽を岩渕嘉瑩の各氏に師事。 これまでに数多くの楽団、合唱団を指揮、また国内著名なソリストとも多く共演。また音楽プロデューサーやCD監修などでも関係各誌上で評価を得ている。 クラシック音楽の啓蒙活動に尽力し、市民講座、学校講師等、幅広く活躍し多くの支持を得ている。 現在、日本吹奏楽指導者協会、かながわ合唱指揮者クラブ、日本音楽教育学会、音楽教育史学会各会員。
プロフィールは2011年9月時点のものです。

西村 友(NISHIMURA You)

東京音楽大学器楽学科に学んだ後、三枝成彰氏のオフィスでアシスタントを務め指揮者として活動を開始。2003年プロコフィエフ国際指揮者コンクール(サンクトペテルブルク)では本選に選出され、「熱く情熱的なその音楽と、明瞭で情緒に富む解釈は演奏者・聴衆ともに惹きつけるものがある」(サンクトペテルブルク現地紙より)と評された。舞台作品でのキャリアはオペラ・バレエ・ミュージカル等数多い。劇団四季ミュージカル『ライオン・キング』では初演から14年にわたって指揮を務めた。2015年「ブラック・ジャック」(宮川彬良作曲)世界初演ではオーケストラ・キャスト・コーラスをまとめ上げた手腕が高く評価された。管弦楽・吹奏楽では「自衛隊航空中央音楽隊」「オオサカ・シオン・ウィンド・オーケストラ(旧大阪市音楽団)」「ブリッツ・ブラス」「東京フィルハーモニー管弦楽団」「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」「東京シティフィルハーモニー管弦楽団」等に登場している。2015年よりオオサカ・シオン「サンダー・バード名曲コンサート」の指揮・編曲を担当。そのセンセーショナルな成功は満場のスタンディングオベーションによって迎えられ、全国ツアーも行われる。2013年、東京シティフィルと共演した「カルミナ・ブラーナ」「グロリア」は文化庁芸術祭の大賞を受賞した。 作曲作品も、室内楽作品・管弦楽・吹奏楽・映像・舞台作品等、多岐にわたる。2015年朝日作曲賞に入選した「ある英雄の記憶~“虹の国と氷の国”より」は2016年度全日本吹奏楽コンクール課題曲として多くの団体に演奏されている。
*プロフィールは、2016年8月時点のものです。

柳澤 寿男(YANAGISAWA Toshio)

パリ・エコールノルマル音楽院オーケストラ指揮科に学ぶ。 2000年、東京国際音楽コンクール指揮第2位。以降、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、東京都響、東響、東京シティフィル、新星日響、京都市響、大阪フィル、兵庫芸術文化センター管、仙台フィル、オーケストラアンサンブル金沢などに客演。
2005-2007年、マケドニア旧ユーゴスラヴィア国立歌劇場首席指揮者。 2007年コソヴォフィルハーモニー交響楽団常任指揮者に就任。2009年首席指揮者に昇任。 2007年バルカンの民族共栄を願ってバルカン室内管弦楽団を設立。2010年9月ニューヨーク国連総会に付随したイベント「バルカン・リーダーズ・レセプション」に招かれ演奏。 ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選出。 バルカンでの活動はNHK総合テレビ「おはよう日本」、TBSテレビ「筑紫哲也NEWS23」など数多くのメディアで放送され続けている。 現在、コソヴォフィルハーモニー交響楽団首席指揮者、バルカン室内管弦楽団音楽監督。
*プロフィールは、2010年12月時点のものです。

野崎 知之(NOZAKI Tomoyuki)

早稲田大学を経て、桐朋学園大学卒業、研究科修了。
大学在学中よりコントラバス奏者として都内のプロ・オーケストラの演奏会にエキストラとして出演、ソリストとしてもオーケストラ演奏会で、クーセヴィッツキーやディッターストルフの協奏曲を演奏。
指揮者としては2001年9月にイタリア・ペスカーラで行われた第6回マリオグゼッラ国際指揮者コンクールに入賞、2002年7月にイタリア・シエナのキジアーナ音楽院でディプロマ取得。 2002年5月より都内の音楽大学の卒業生を中心に結成されたハイドン研究グループ、コレギウム・ハイドン・アンサンブルを指揮。 ハイドンの交響曲第44番・第83番・第84番・第85番・第87番など取り上げられることの少ないハイドンの交響曲を積極的に演奏している。 2004年3月山形交響楽団の副指揮者となり(~06年3月)、同楽団のほぼすべての公演に副指揮者として関わった他、自身もスクールコンサートを中心に約130回のコンサートを指揮。 2004年4月から桐朋学園大学附属子供のための音楽教室の非常勤講師として弦楽合奏を指揮、子供達と関わる機会を大切なものと考えている。
これまでにコントラバスを志賀信雄氏に、指揮を秋山和慶・黒岩英臣・湯浅勇治・堤俊作・ 末永隆一の各氏に師事。 また、チョン・ミュン・フン氏からレッスンを受ける。

鈴木 竜哉(SUZUKI Tatsuya)

 1982年横浜生まれ。2001年東京音楽大学付属高等学校トランペット専攻を卒業、東京藝術大学音楽学部指揮科に入学。2004年安宅賞を受賞し、2005年3月同大学を首席で卒業。 同年6月には同大学主催の新卒業生紹介演奏会において藝大フィルハーモニアを指揮、好評を博す。
 これまでに指揮を佐藤功太郎、汐澤安彦の両氏に、トランペットを林昭世氏に、ピアノを北川暁子、井田康子、渡辺真知子、西澤はな子の各氏に師事。神奈川フィルハーモニー管弦楽団を指揮するほか、ピアニストの小川典子氏、オルガニストの三浦はつみ氏をはじめとする多くの演奏家と共演し、いずれも高い 評価を得る。 オペラの分野においてもこれまでに新国立劇場「魔笛」、二期会「魔笛」、びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作「ばらの騎士」、日生劇場「魔笛」、日本オペラ団体連盟人材育成公演「魔笛」、調布市民オペラ「ラ・ボエーム」、大田区民オペラ「ノルマ」、「シモン・ボッカネグラ」、松本市民オペラ「ラ・トラヴィアータ」、川崎市民オペラ「フィガロの結婚」、「こうもり」などの副指揮者、合唱指揮者を務める。 また、アマチュア団体に対しても積極的に活動し、これまでに数多くのアマチュアオーケストラ、吹奏楽団、合唱団を指揮。現在、ゲラーゲ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督などを務める。 さらに、ドラマ「のだめカンタービレ新春スペシャル in ヨーロッパ」、映画「のだめカンタービレ最終楽章 前編・後編」の指揮指導を行うなど、各方面において積極的に活動し、今後の活躍が大いに期待されている指揮者の一人である。
*プロフィールは、2011年9月時点のものです。

川嶋 雄介(KAWASHIMA Yusuke)

神戸大学教育学研究科(指揮専攻)修了。1996年度神戸大学課外活動特別表彰受賞。ピアノを木下翠、武谷安子、指揮を斉田好男、音楽学を岡田暁生に師事。 2001年より数回に渡り湯浅勇治氏による指揮者セミナーを受講、ダグラス・ポストック氏やエルヴィン・アッチェル氏の指揮マスタークラスにも参加する。 オーケストラでは所沢フィルハーモニー管弦楽団・六甲フィルハーモニー管弦楽団・紫苑交響楽団・グリーン交響楽団・奈良交響楽団・神戸大学交響楽団など多くの 楽団を指揮、オペラでは首都オペラ・関西二期会神戸フォーレ協会などで副指揮者を務め、 プレーヤー目線に立った的確なアドヴァイスとたまに見せる関西人らしい笑いにより当団においても欠かせない指揮者の一人となっている。 現在、日生劇場「アリスのクラッシクコンサート」参画、神戸女子大学管弦楽団客演指揮者、東京コバ会メンバー。
*プロフィールは、2017年9月時点のものです。